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お菓子のOEMなら個包装がおすすめ!ノベルティからPB商品まで作れるメーカー比較

企業のノベルティやイベント販促品、あるいは自社ブランドのPB(プライベートブランド)商品として、オリジナルのお菓子を企画したいと考える担当者は少なくありません。その際に多くの企業が選んでいるのが「個包装」でのOEM製造です。

本記事では、なぜお菓子のOEMで個包装が選ばれるのかという基本的な理由から、メーカー選びのポイント、実際に個包装お菓子のOEMに対応しているメーカー比較、費用相場、企画から納品までの流れまでを詳しく解説します。

なぜお菓子のOEM製造で個包装が選ばれるのか

衛生的で配布しやすいノベルティやイベント販促でのメリット

衛生的で配布しやすいノベルティやイベント販促でのメリット

展示会やイベントで不特定多数の来場者に配布するノベルティとして、お菓子は喜ばれるアイテムの代表格です。個包装であれば一つひとつが密閉されているため、会場での配布や手渡しの際も衛生面での安心感があり、受け取った側も好きなタイミングで食べられるという利点があります。

また、個包装は持ち運びやすく、コンパクトに配布できる点も販促ツールとしての扱いやすさにつながります。子どもからファミリー層まで幅広い年代に喜ばれやすい商材であることも、イベント販促でお菓子が選ばれやすい理由の一つです。

ブランド価値を高めるPB商品や物販ギフトでのメリット

自社ブランドのPB商品として展開する場合、個包装のパッケージ一つひとつにロゴやデザインを施すことで、手に取った瞬間からブランドの世界観を伝えることができます。1袋の中に複数の個包装が入っている形態であれば、開封後も個々の包装にブランドイメージが残り続けるため、繰り返し目に触れることによるブランド想起効果も期待できます。

ギフトとして贈る場合も、個包装は受け取った相手が自分のペースで食べきれるサイズ感であることから、贈答品としての満足度を高めやすいという特徴があります。

品質保持と賞味期限の延長につながるメリット

品質保持と賞味期限の延長につながるメリット

個包装は、一つひとつの商品が外気や湿気から遮断されるため、風味や食感を保ちやすく、賞味期限を延ばしやすいというメリットもあります。特にチョコレートやソフトキャンディなど、温度や湿度の影響を受けやすい商品では、個包装によって品質のばらつきを抑えやすくなります。

さらに、一括の大袋タイプと比べて、開封後に品質が劣化しやすいという課題も、個包装であれば食べきりサイズのため発生しにくく、在庫として長く保管しておきたいノベルティや保存用の備蓄品としても適した形態といえます。

個包装のお菓子をOEM委託する際のメーカーの選び方

小ロット対応が可能か

個包装のお菓子をOEM委託する際のメーカーの選び方

個包装のお菓子OEMは、必要な数量が数百個程度の小ロットから、数万個規模の大ロットまで幅広いニーズがあります。特にノベルティやテストマーケティング目的の場合は、まずは小ロットで試したいというケースが多いため、メーカー側の最小ロット数がどの程度に設定されているかを確認することが重要です。

お菓子のジャンルによって最小ロットは大きく異なり、焼き菓子やクッキーであれば数百個から対応可能なメーカーもある一方、キャンデー類はオリジナル個包装の場合、数十万粒単位の大きなロットが必要になるメーカーもあります。事前に希望する数量を伝え、対応可能かどうかをすり合わせておきましょう。

オリジナルパッケージの印刷やデザインの自由度

オリジナルパッケージの印刷やデザインの自由度

個包装OEMの魅力を最大限に活かすには、パッケージへの印刷やデザインの自由度がどこまであるかも重要な判断材料です。個包装のフィルム全面にオリジナルデザインを施せるメーカーもあれば、既存商品のパッケージの一部分(帯や側面など)にのみ印刷を加えられるメーカーもあり、対応範囲は様々です。

また、デザインデータの入稿方法や、テンプレートを使って簡単にデザインを作成できるツールを用意しているメーカーもあるため、自社にデザインリソースが少ない場合は、こうしたサポート体制が整っているかどうかも確認しておくと安心です。

製造できるお菓子の種類と味のクオリティ

製造できるお菓子の種類と味のクオリティ

メーカーによって得意なお菓子のジャンルは異なります。チョコレート、キャンデー・飴、グミ、焼き菓子、せんべい・あられなど、それぞれのジャンルに強みを持つメーカーが存在するため、自社が企画するお菓子のジャンルと、メーカーの得意分野が一致しているかを確認しましょう。

可能であれば、そのメーカーが過去に手がけた商品やサンプルを実際に取り寄せ、味や食感のクオリティを確認してから依頼することで、完成後のイメージと実際の仕上がりのズレを防ぐことができます。

アレルギー対応や食品安全基準のクリア

お菓子は子どもから大人まで幅広い層が口にする商品であるため、アレルギー表示や食品衛生管理の体制が整っているメーカーを選ぶことが欠かせません。特に、小麦・卵・乳・落花生・そばといった特定原材料のアレルゲン管理や、製造ラインでのコンタミネーション(意図しない混入)対策がしっかり行われているかは必ず確認しましょう。

HACCPに沿った衛生管理を実施しているか、食品表示法に基づいた正確な栄養成分表示・アレルギー表示の作成をサポートしてもらえるかどうかも、安心して長期的に付き合えるメーカーを見極めるポイントです。

個包装のお菓子OEMに対応しているおすすめメーカー比較

正栄食品工業

正栄食品工業は、製菓・製パン業界向けに乳製品や油脂類、製菓原材料、ナッツ・ドライフルーツなどの食品原材料を輸入・仕入・販売する食品商社であり、グループ全体で国内7工場・海外3工場の製造体制を持っています。原材料の加工・製造に加え、菓子類やナッツ・ドライフルーツなどのリテール商品も自社グループで製造・販売しており、グループ会社の正栄デリシィでは、麦チョコやチョコビスケットなどの個包装チョコレート菓子を数多く展開しています。原材料調達から製造までを一貫して手がけられる点が強みのメーカーです。

名糖産業

名糖産業は、愛知県名古屋市に本社を置く東証プライム上場の食品メーカーです。1970年から発売するロングセラー商品「アルファベットチョコレート」で広く知られているほか、チューインガム事業ではモンデリーズ・ジャパンとの合弁会社を通じてガムやキャンディ製品も手がけています。菓子事業に加え、発酵技術を活かした化成品事業も展開する総合力の高いメーカーであり、長年培ってきたチョコレートや飴菓子の製造ノウハウを持つ点が特徴です。

春日井製菓

春日井製菓は、1928年に名古屋で創業した老舗の菓子メーカーです。「つぶグミ」や「グリーン豆」、「ゼリービンズ」、「ハッカ飴」といったロングセラー商品を数多く展開しており、キャンデー、グミ、ラムネ、豆菓子、ゼリービーンズなど、幅広いジャンルのお菓子を製造しています。長年の製造実績に基づく品質管理体制と、なつかしさと新しさを両立させた商品開発力を活かし、OEM製造にも対応しています。

扇雀飴本舗

扇雀飴本舗は、大阪府大阪市に本社を置く、1925年創業のキャンデー専業メーカーです。航空会社の機内で配布されるキャンディの製造を手がけるなど、長年にわたるキャンデーづくり一筋の技術とノウハウを強みとしています。PB商品やノベルティ、コラボ商品まで、企業の要望に合わせた商品提案から企画開発、製造までをトータルでサポートしており、2024年には主力商品がモンドセレクション金賞を受賞するなど、品質面でも高い評価を得ています。なお、オリジナル個包装キャンデーの最小ロットは約60万粒(グミ・タブレットを除く)が目安とされています。

シンセイネットワークサービス

シンセイネットワークサービス

シンセイネットワークサービスは、菓子OEM・食品3PL・流通加工・物流センター運営までをワンストップで支援する、食品物流に強みを持つパートナー企業です。焼き菓子から生菓子まで幅広い商品ジャンルに対応し、商品企画・製造・包装から物流までを一括でサポートできる体制を整えています。OEM製造から個配まで一括で任せたい場合はもちろん、物流部分のみの依頼にも柔軟に対応しており、小ロットや3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)管理にも対応できる点が特徴です。製造から出荷までをワンストップで相談したい事業者にとって、心強い選択肢となります。

個包装お菓子のOEMにかかる費用相場と小ロット製造のポイント

ノベルティ向けとPB商品向けでの費用感の違い

個包装お菓子のOEMにかかる費用相場と小ロット製造のポイント

ノベルティ向けの個包装お菓子は、既存商品のパッケージにロゴや名入れを施す形態が中心となることが多く、比較的低コストかつ小ロットから対応しやすい傾向があります。既製品を活用したOEMであれば、合計5万円程度からの小ロット対応が可能なメーカーも見られます。

一方、PB商品として味やレシピから独自に開発する場合は、レシピ開発費や試作費が別途発生し、初期費用としては数十万円規模になることが一般的です。ノベルティのように「配ること」が目的なのか、PB商品として「継続的に販売すること」が目的なのかによって、必要な予算規模が大きく変わる点を押さえておきましょう。

パッケージ印刷代や型代を抑えてコスト削減するコツ

個包装OEMのコストを抑えるには、いくつかの工夫が有効です。まず、フルオーダーでゼロから包材を開発するのではなく、メーカーが持つ既存の包材フォーマットにロゴや帯を印刷するだけの「セミオーダー」形式を活用すると、型代や資材ロットの負担を抑えられます。

また、メーカーによっては自社資材を活用することで資材ロットそのものが発生しない場合もあります。パッケージの色数を絞る、既製品の風味やレシピをベースにする、複数のメーカーから相見積もりを取るといった工夫も、コスト削減につながるポイントです。

個包装お菓子のOEM製造における企画から納品までの流れ

個包装お菓子のOEM製造における企画から納品までの流れ

問い合わせと要件のヒアリング

まずは候補となるOEMメーカーに問い合わせを行い、企画したいお菓子のジャンルや目的(ノベルティ、PB商品、ギフトなど)、想定する数量、予算感、希望納期などを伝えます。メーカー側からは、対応可能なジャンルや最小ロット数、大まかな費用感についてヒアリングを受けることになります。

この段階で、パッケージへの印刷範囲やデザインの自由度、アレルギー対応の可否についても確認しておくと、後の工程がスムーズに進みます。

試作サンプルの作成と味の確認

要件がある程度固まったら、試作サンプルを作成してもらい、味や食感、パッケージとの相性を確認します。試作費用は有償の場合と無償の場合があり、メーカーやジャンルによって異なるため、事前に確認しておきましょう。

試作は複数回のやり取りを経て仕上げていくのが一般的です。甘さや食感の微調整を重ねながら、理想の商品に近づけていくプロセスと捉え、余裕を持ったスケジュールで進めることが大切です。

パッケージデザインの決定と包材の選定

試作品に問題がなければ、パッケージデザインと包材(フィルムや箱、缶など)を決定します。ロゴや写真、キャッチコピーを盛り込んだデザインデータを準備し、メーカー側の入稿規定に沿って提出します。デザインに不安がある場合は、メーカーがテンプレートやデザインサポートを提供しているかどうかも確認しておくとよいでしょう。

あわせて、資材の最小発注数量や納期についても、製造スケジュール全体と合わせて確認しておきます。

本製造と検品および指定場所への納品

デザインと仕様が確定したら、本製造がスタートします。製造工程では、原材料の受け入れから製造、個包装、外装までの各段階で品質チェックが行われ、検品を経て完成品が仕上がります。

完成した商品は、自社の指定する倉庫やイベント会場、あるいは物流拠点など、希望する場所へ納品されます。継続的に発注する場合は、初回ロットでのフィードバックをメーカーに共有し、次回以降の製造品質の向上につなげていくとよいでしょう。

まとめ

お菓子のOEMにおいて個包装を選ぶことには、衛生面での安心感やブランドイメージの訴求力、品質保持のしやすさなど、多くのメリットがあります。ノベルティとして配布する場合とPB商品として販売する場合とでは、必要な費用感やメーカー選びのポイントが異なるため、自社の目的を明確にしたうえでメーカーを比較検討することが成功のカギとなります。

小ロット対応の可否、パッケージデザインの自由度、得意なお菓子のジャンル、アレルギー対応や食品安全基準といったポイントを総合的に見極め、自社の企画に合った信頼できるOEMメーカーを見つけることで、ノベルティからPB商品まで、理想のオリジナルお菓子を形にしていきましょう。

この記事の執筆者

シンセイネットワークサービス編集部

埼玉県川口市を拠点に、食品・菓子物流の3PL、菓子OEM、物流センター運営を手がけるシンセイネットワークサービス株式会社の編集チーム。物流現場の実務経験にもとづき、食品物流に関する情報をお届けしています。

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